とある家で一人の女性・・・いや男性がくつろいでいた。
彼の名はゲイリー。彼は女装を楽しんでいた。

そんなある日、ゲイリーはある少女の活躍を知り、あることを思いついた。
「そうだ。」
ゲイリーはそう言うとある行動に出た。

一方サニーは街の住人から自分と同じ姿に扮した人物が最近現れてることを聞き、周囲を調査した。

するとオレンジ色のポニーテールを赤いリボンで纏め、白いマントを着用した後ろ姿を見かけた。
そしてその人物がサニーの方に振り返った瞬間二人は驚愕したのだった。

「私が二人?しかも男?」
振り返った人物は白色のシャツを着てその上からピンク色のジャンパースカートを着用していたのだ。その姿はサニーそのものだった。

サニーに説明を求められたその人物は一通り話し始めた。

「俺はゲイリーといって女装をしとるんだがや。サニーを選んだのはちょっとした憧れからで普段は家で女装してるんだけど外に出たらどうなるのかやってみたかったなも。でもサニーの姿になったのはたまたまで・・・」
話を聞いたサニーはその姿だとややこしいことと万が一敵に狙われたりすると危険だからと自宅に帰るよう促した。

ゲイリーが帰宅しようとした時だった。

「待て強盗!」
近くで強盗事件があったらしくマスクで顔を隠した男が大きい鞄を持って走り去ろうとしていた。すかさずサニーは強盗の前に立ちはだかると強盗は後ろへ引き返そうとするが、サニーとゲイリーの挟み撃ちに強盗はサニーが二人いるように見えて驚いた。その拍子に動けなくなった強盗はそのまま保安官に捕まったのだった。

その後二人は並んで喋っていた。
「女装してることは家族は知ってるの?」
「バレたらわやになるから隠しとるなも。勿論俺が今サニーの姿してることも黙っといてちょーよ。」
ゲイリーが口止めした時だった。

ビュウウウウウウウ

突然強風が吹き荒れ、二人のマントが大きくなびく。更にスカートがめくれ上がって二人は必死にスカートを押さえた。しかしこの時ゲイリーは何かを感じていた。

そして

(やばっ、出ちゃった。)

そう、強風でスカートがめくれ上がった際ゲイリーは精液が出てしまったのだ。強風が収まったあとサニーはゲイリーのスカートの前にシミがついてることに気づき、ゲイリーは慌てて近くのトイレに駆け込んだそうだ。

(やれやれ。でもこれで女装したまま外出は懲りたかな?)
サニーはそう思った。

しかしゲイリーは余程楽しくなったのか再び女装してサニーの前に現れたのだった。そんな彼にサニーは苦笑いしてたようだ。

終わり

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